これから暗号資産(仮想通貨)取引を始めたい方、さらに取引を広げたい方におすすめしたいのが「コインチェック」です。コインチェックで口座開設をすると、どのようなメリットがあるのでしょうか。本記事では、コインチェックの口座開設から入金、取引開始までの流れを中心に、メリットについてもご紹介します。
どこで暗号資産(仮想通貨)の取引口座を開こうか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
コインチェックの基本情報
コインチェックの特徴について、確認していきましょう。
歴史が長い暗号資産交換業者「コインチェック」
コインチェック株式会社は、2012年8月に前身となるレジュプレス株式会社として法人が設立されました。暗号資産(仮想通貨)取引サービス「Coincheck」の提供は、2014年8月にスタートしており、2017年3月に商号をコインチェック株式会社へ変更して現在に至っています。暗号資産交換業者の中では歴史が長い会社なので、長い期間安定的に運営している会社で取引をしたい方におすすめです。
また、コインチェックの親会社は東証プライム上場企業のマネックスグループ株式会社(2018年4月から)です。運営面の安心だけでなく、セキュリティ面でも安心して使いたい投資家のニーズに応えてくれる会社といえるでしょう。
コインチェックで取り扱う暗号資産(仮想通貨)
2024年4月26日現在、コインチェックで扱う暗号資産(仮想通貨)のは以下の18種類です。
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- イーサリアムクラシック(ETC)
- リスク(LSK)
- ファクトム(FCT)
- リップル(XRP)
- ネム(XEM)
- ライトコイン(LTC)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- モナコイン(MONA)
- ステラルーメン(XLM)
- クアンタム(QTUM)
- ベーシックアテンショントークン(BAT)
- アイオーエスティー(IOST)
- エンジンコイン(ENJ)
- オーエムジー(OMG)
- パレットトークン(PLT)
- シンボル(XYM)
多くの種類の中から選びたい場合でも、問題なく取引ができます。
コインチェックの手数料について
コインチェックの手数料を一部ご紹介します。
取引所手数料 | Taker手数料 | 0.000% |
Maker手数料 | 0.000% | |
販売所手数料 | 無料 | |
手数料相当額 | 0.1~5.0%カバー先または当社取引所の価格に対して | |
入出金手数料 | 銀行振込(日本円) | 無料(振込手数料は契約者負担) |
コンビニ入金(手数料は入金額から差し引かれる) | 3万円未満 | 770円 |
3万円以上30万円以下 | 1,018円 | |
クイック入金(手数料は入金額から差し引かれる) | 3万円未満 | 770円 |
3万円以上50万円未満 | 1,018円 | |
50万円以上 | 入金金額×0.11%+495円 | |
日本円出金 | 407円 |
その他、暗号資産(仮想通貨)の送金手数料、コインチェックつみたて手数料(0.1~4.0%)などもかかります。取引時は、手数料がどの程度かかるのかよく確認してください。
コインチェックの口座開設方法
コインチェックの口座開設は、次の流れで行われます。
- コインチェックアプリダウンロードとアカウント作成
- 必要事項の入力
- 本人確認書類の撮影
なお、コインチェックの口座開設申し込みの前に、以下の条件に該当するかを確認してください。
- 居住国が日本
- 20歳以上74歳未満
ここでは、スマホアプリから口座開設手続きを行う方法をご紹介します。
1.コインチェックアプリダウンロードとアカウント作成
コインチェックアプリをダウンロードし、画面にある「会員登録」をタップしてください。会員登録画面でメールアドレスを入力後、「次へ」を押し、パスワードの登録も行います。パスワードは、安全のためにも、半角アルファベット、数字、記号を組み合わせてください。登録したアドレスにメールが届きます。メールにあるリンク先URLをクリックすると、アカウント登録は完了です。
2.必要事項の入力
アカウント登録後は、本人確認です。重要事項を確認し「同意」、その後、電話番号を入力し「次へ」を押せば、SMS(ショートメッセージ)で6桁の番号が届きますので、番号を画面に入力してください。6桁の番号が確認できたら、必要事項入力画面に移ります。氏名や住所、職業などの必要事項の入力は漏れがないように行ってください。
3.本人確認書類の提出
本人確認書類の提出も必要です。
本人確認書類の種類
コインチェックでは、以下のような書類が本人確認書類として利用できます。
本人確認書類 | 注意事項 |
運転免許証 | 表面・裏面 |
パスポート | 顔写真ページ・住所記載ページ※2020年2月4日以降に発行された新型パスポートは「かんたん本人確認」では利用できない「はがき受領による本人確認」を希望する場合は、以下の3点を撮影し、提出できれば新型パスポートを本人確認書類として利用可能新型パスポート(顔写真ページ)新型パスポート(顔写真ページ)を持ったセルフィー現住所が確認できる2種類の補完書類 |
在留カード | 表面・裏面 |
特別永住者証明書 | 表面・裏面 |
運転経歴証明書 | 表面・裏面(交付年月日が2024年4月1日以降のもの) |
住民基本台帳カード | 表面・裏面 |
個人番号カード | 表面のみ(裏面は不要)※個人番号通知カードは利用不可 |
現住所と本人確認書類が異なる場合などは、補完書類が必要です。利用できるのは、以下の書類となります。
本人確認書類 | 注意事項 |
住民票 | 本籍地・個人番号・住民票コード部分はふせんなどで隠す発行日から6ヵ月以内のもの |
社会保険証/国民健康保険証 | 社会保険証は表面・裏面を提出国民健康保険証は表面のみ提出記号・番号・保険者番号・二次元コード(記載されている場合)は隠して提出 |
公共料金領収書/公共料金の口座振替通知書 | 口座振替通知書は振替完了を確認できるもの電気・ガス・水道・NHKいずれかが発行したもの発行元の明記があること申込者と同一名義のもの領収書の場合は領収印があるもの |
印鑑登録証明書/納税通知書/社会保険料領収書 | 申込者と同一名義のもの現住所の記載があり、かつ登録住所と同一のもの6ヵ月以内の発行のもの発行元の明記があるもの |
本人確認について
今回は「かんたん本人確認」の例でご紹介します。本人確認書類が準備できたら、申込画面上で提出する本人確認書類の種類を選択してください。選択が終わったら本人確認書類の撮影を行います。「プライバシーポリシー・利用規約」に同意し、「次へ進む」をタップしましょう。撮影画面へと進みますので、スマホのカメラで本人確認書類を撮影します。
撮影したものを確認したら「OK」とします。次に本人確認書類を表面の斜め上からも撮影。撮影したものを確認したら「OK」とし、本人確認書類の裏面が必要なものは裏面も撮影してください。本人確認書類の撮影が完了したら、顔の正面写真の撮影です。はっきりと写るように明るい場所で撮影ガイドに従って撮影してください。
静止した写真が撮影できた後は、顔の動画を撮影します。撮影ガイドの案内通りに首を振ったところを撮影しましょう。すべての撮影を終えたら「次へ」をタップします。これで本人確認手続きは完了です。
「かんたん本人確認」が利用できない場合
ブラウザ利用の場合や、かんたん本人確認が利用できない場合は、郵送はがきによる本人確認が必要です。以下の流れで手続きを行ってください。
- ログイン後、設定メニューから「本人確認」を選択し、電話番号でSMS認証を行い、基本情報を入力
- 提出する本人確認書類を選択し、準備した書類を撮影(2種類必要)
- 撮影データをアップロードで提出
審査が完了したら、コインチェックから簡易書留(転送不要)で「本人確認はがき」が郵送されます。申込者がはがきを受け取ったことをコインチェックが確認したら、手続き完了通知メールが送られてくるので確認しましょう。はがきでの本人確認は、郵送でのやり取りが必要となるため、かんたん本人確認より時間がかかります。早く口座開設したい人は、かんたん本人確認を利用しましょう。
コインチェックへの入金について
口座開設が完了したら入金に進みます。アプリから振込入金手続きをする方法についてご紹介します。
- コインチェックアプリを開き、画面下のメニューから「ウォレット」を選択
- 「日本円残高」画面から「入金」をタップ
- 「入金方法」の画面で希望する銀行名をタップ
- 契約者専用の入金口座が表示されるため、振り込みを行う
日本円入金の際の振込先金融機関は、「GMOあおぞらネット銀行」「住信SBIネット銀行」の2行です。いずれかを選択してください。なお、「住信SBIネット銀行」へ振り込む際は、振込人名義を「ユーザーID 本人名義」とする必要があるため、注意しましょう。もし、ユーザーIDを入れ忘れた場合は、「入金専用お問い合わせフォーム」から問い合わせが必要です。
この場合、通常よりも資金反映に時間がかかってしまう点は、押さえておいてください。なお、コインチェックでは「銀行振込」以外にも「コンビニ入金」「クイック入金」も利用可能です。入金が終わったら暗号資産(仮想通貨)の購入ができます。購入時は、アプリ内で「販売所」で手続きしてください。
コインチェックで口座開設するメリットをご紹介
コインチェックの特徴、口座開設から入金までの方法を解説してきました。口座開設のメリットも知っておきましょう。
メリット1.多くの種類の暗号資産(仮想通貨)が約500円から購入できる!
コインチェックでは、18種類もの暗号資産(仮想通貨)を取り扱っています。有名なものから知る人ぞ知るといった通貨までさまざまな種類の中から選択できます。これから暗号資産(仮想通貨)にチャレンジしてみたい方だけでなく、すでに取引に慣れているという方でも、満足感を得られるはずです。また、購入は約500円から可能です。気軽に始められる点もメリットといえるでしょう。
メリット2.申込方法も簡単
ご紹介した通り、コインチェックの申し込みはブラウザ、スマートフォンのアプリから行えます。最短5分で申込完了が可能です。忙しい方でも申し込みがしやすい環境が整っています。
メリット3.簡単操作で暗号資産(仮想通貨)が購入できる
コインチェックではアプリ上で、通貨を選択、購入ボタンを押し、購入金額を入力し、「購入」ボタンを押すだけで暗号資産(仮想通貨)の購入ができます。タイミングを逃さず、思い立った時に購入ができます。
メリット4.「Coincheckつみたて」ができる
コインチェックでは、毎月一定額の暗号資産(仮想通貨)を自動で積み立てるCoincheckつみたてが利用できます。月々1万円から積立可能です。入金から購入までも自動で行えます。購入タイミングを考える必要もなく、長期間積み立てることで、購入単価を下げることもできます。
メリット5.「段階認証」セキュリティも万全
コインチェックでは、契約者が安心して利用ができるように、認証アプリを利用して「2段階認証」を行っています。第三者に誤送金する恐れもないため、安心です。
メリット6.ブラウザ上からも板やチャートが確認可能
暗号資産(仮想通貨)を取り扱う多くの会社では、分析専用のツールを提供しています。中にはパソコンに専用ソフトをインストールする方法で、分析ツールを提供するところもあります。本格的に分析ができるというメリットはありますが、インストールする際、パソコンに十分な容量が必要です。コインチェックでは、ホームページ上から各暗号資産(仮想通貨)の板やチャートの確認ができます。
インストールしなくてもよいため、パソコンの容量を気にする必要はありません。また、わざわざ専用ツールを開かずとも、現在の状況が確認できます。ネットサーフィンや、メールチェックのついでに暗号資産(仮想通貨)チャートのチェックができる点はメリットです。
コインチェックの口座開設キャンペーンについて
2024年4月現在、コインチェックで行っているキャンペーンについてご紹介します。
【ビットコインあげちゃうキャンペーン】
期間 | 2024年4月22日14:00~2024年6月30日23:59 |
対象 | 以下の2点を満たす方期間中にCoincheckアプリから「かんたん本人確認」で口座開設した方※ブラウザから口座開設、「はがきで本人確認」で申し込んだ方は対象外口座開設してから72時間以内に入金完了した方※銀行振込・コンビニ入金・クイック入金のいずれかにおいて、日本円の入金反映が完了した方※別の取引所やウォレットからの暗号資産の受取は対象外 |
キャンペーン内容 | 対象の方全員に2,500円相当のBTCを進呈 |
進呈時期 | 入金確認完了日の翌月14日までに契約者のCoincheckのアカウントに付与。※賞品の付与実績は、Coincheck(WEB)・Coincheckアプリの取引履歴から確認可能 |
対象の方全員に2,500円相当のビットコインがプレゼントされる非常にお得なキャンペーンです。すぐにでも取引を始めたい方は、この機会に口座開設を検討してはいかがでしょうか。
取扱通貨が多いコインチェックで口座開設を!
コインチェックでは、18種類もの暗号資産(仮想通貨)を扱っており、取引だけでなく送金も可能です。そのため、誰かに暗号資産(仮想通貨)を送ったり受け取ったりしたい場合でも利用できます。また、暗号資産(仮想通貨)を毎月一定額積み立てできる「Coincheckつみたて」が利用できることも魅力の一つです。
「少しずつ投資したい」「継続して購入することで買い付け金額を下げたい」といった方は、検討してみましょう。ただし、手数料がかかる部分もあります。取引時にはよく確認してください。
文・田尻宏子