事業復活支援金を申請した筆者のお話です。5月の中旬に申請、5月下旬に追加対応の通知が来ました。理由は何だったのでしょうか?
事業復活支援金とは
まず初めに、事業復活支援金について簡単におさらいです。
事業復活支援金とは中小法人や個人事業者のための支援金です。コロナ禍の影響をうけた事業者の事業の継続や回復を支援する目的で作られました。
5月31日がしめきりで6月17日まで延長されましたが、現在は終了しています。
事業復活支援金の申請
筆者は対象月の売上が30%減少したことにより申請しました。
申請の要件は2つ
- 新型コロナウイルス感染症の影響を受けた事業者であること
- 対象月の売り上げが基準月の売り上げと比較して50%以上または30%以上50%未満減少した事業者→要は30%以上減少しているかという話です。
(とりあえず「基準月」と「対象月」ってややこしいですよね…)
個人事業主である筆者、要件には該当していますので、まずは仮登録を行ない、申請IDを発行しました。
事前確認
今回、特別なのは事前確認が必要という点です。登録確認機関に事前に確認をしてもらいます。登録確認期間とは、商工会や税理士など。
この時点で必要な書類は一通りそろえることになりますが、以前から商工会の会員などである場合は「継続支援関係」とみなされ、手続きが省略されます。私は商工会の会員などではないので、面談をしました。
一通りそろえたつもりでしたが、確定申告をe-Taxでしたため収受日日付印がなく、その辺は担当の方に質問しました。これに関しては税務署で納税証明書をもらえばよいようです。また、e-Taxの管理画面のスクショでも証明になります。
事前確認でOKをもらったら、申請です。
復活支援金の申請
申請は基本的には画面の指示通りにやればいいのですが、提出書類をzipにまとめることができないので、1枚1枚提出していかなけれなばりませんでした(かなり面倒…)。
ちなみにオンライン申請の手順書のPDFは100ページもありました(これ全部読む人いるんでしょうか…)まあ、飛ばし読みでいいのですが、自分的には多分完璧という感じで諸々添付、申請を終えました。
ショートメールで「申請を受け付けました」のメッセージが来ます。
修正が必要?追加対応の原因は?
申請したら、とにかく早く振り込んで欲しい支援金。ネットで見ると2週間ほどで「お振込み手続き中」の表示となり、それから3日ほどで振り込まれるといった書き込みが見られます。
しかし、そもそも5月中旬の申請なので、混んでいるとすればもっとかかるかもしれません。気になって日々状況を確認しましたが、変化なし…。
申請後3週間近くになって、ようやく動きがありました。
ショートメールで「追加対応が必要な事項がございました」のメッセージ…
「何?」とんでもないミスをしたのか不安でしたが、開いてみると、1ヵ所マーカーが必要な箇所にマーカーをしていなかったとのこと。
「え?それだけ?」とは思いましたが、ミスはミス。私が悪いんです。。。
「早く修正しないとあげないかもよ」みたいな記述もあったので(実際は丁寧な言葉です)、慌てて修正…。即、再申請しました。
これからまた、2週間かかるんだろうか?と不安でしたが、再申請後は5日ほどで振り込まれました。
書類の不備にはくれぐれも気を付けて
ふだん、こうした助成金や補助金といった申請をする機会はないのですが、今回かなり慎重に記載したつもりでした。「そこ?」っていうミスではありますが、まあ私の落ち度です。
書類の不備にはくれぐれも注意したいものです(自戒)。
文・小鳥遊 藍
ファイナンシャルプランナー。金融系ライターとして保険や不動産、投資など多くの記事を執筆。