ダイソーの新ブランド「Standard Products(以降スタンダードプロダクツ)」。従来のダイソーとはひと味違うコンセプトと注目の的です。今回は、そんなスタンダードプロダクツの特徴的な商品とその魅力に迫ります。
ダイソーの「Standard Products」とは
ダイソーの新ブランド「Standard Products」。従来のダイソーとはイメージが異なり、330円を中心に、550円・770円・1,100円の価格帯で販売されています。シンプルモダンな商品展開が特徴的。ブランドコンセプトは「ちょっといいのが、ずっといい。」で、長く使い続けられる、機能性の高い商品が並んでいます。
スタンダードプロダクツは、2024年3月、渋谷マークシティー店を皮切りに、東京・神奈川・大阪・京都・広島・シンガポールに合計10店舗を展開(2024年7月11日時点)。
具体的な商品の特徴や魅力について、順番に見ていきましょう。
生活雑貨は使いやすさ・収納のしやすさが魅力
店舗に入って目に付く商品は、シンプルな形の食器類です。和洋折衷で利用できるデザインと食事が映える4色展開(白・黒・グレー・ブラウン)。尺貫法で統一されたサイズ規格、重ねたときに美しく見える、収納しやすくするために平皿、中皿には高台をなくすなどの工夫が見られ、美しい統一感となっています。
お椀類は、上記の4色だけでなく華やかなカラー展開となっていて、食卓に華を添えるデザイン。スタッキングしやすく、収納しやすいフォルムは、収納にこだわるダイソーならではでしょう。
長く使い続けたい、職人技が光る刃物やカトラリー
手に入れやすい価格帯で、こだわりの雑貨を買える満足感も、スタンダードプロダクツの大きな魅力となっています。世界三大刃物の産地・岐阜県関市の包丁や、金属加工産業で有名な新潟県燕市のカトラリーなど、職人技の光る生活雑貨を取り扱っている点も見逃せません。
また、広島八丁堀店限定で取り扱っている熊野筆のメイクブラシシリーズは、6月30日の店舗の新規オープン後、7月1日には完売。広島県熊野町で作られる熊野筆は、高品質なメイクブラシとしても知られており、スタンダードプロダクツのこだわりが詰まった生活雑貨の人気ぶりが伝わります。
ナチュラルデザインのペットグッズやトラベルグッズも!
スタンダードプロダクツには、ペットグッズやトラベルグッズもあり、シンプルなインテリアにピッタリのデザインが魅力です。トラベルグッズは、ネックピローやパッキング用品など、便利さとデザイン性を兼ね備えたラインナップで、見ているだけでワクワクします。
100円ショップも高品質でサステナブルを実現する流れに
スタンダードプロダクツは、従来の100円ショップでは見られなかった高品質を追求しつつ、長く使い続けられる「サテスナブル」を実現する商品を提供するブランドです。特に、シンプルモダンなデザインが好きな方の好みに合うのではないでしょうか。
今はまだオンラインショップでの取り扱いがないため店頭で購入するしかありませんが、いずれはオンラインでも可能になるかもしれませんね。機会があれば店舗に立ち寄ってみてください。
文・藤森みすず
大手Slerにてシステムエンジニアを経験後、フリーランスのライターに。金融記事をはじめ旅行や時事ネタなど多くの記事を執筆。