カードローンを利用する際、「できれば家族や会社に知られたくない」と思う人は多いのではないでしょうか。本記事では、カードローンを申し込んだ際に家族や会社にバレる理由を明らかにし、バレずにカードローンを利用する方法を解説します。
その上で、バレてしまったときの言い訳についても紹介しています。万が一のときに、頭が真っ白になり口ごもってしまわないようにチェックしてみてください。
カードローンの利用が家族や会社にバレる5つのタイミング
まずは、カードローンの利用が家族や会社にバレるタイミングを確認しておきましょう。
バレるタイミング1:店舗や自動契約機での申し込み
カードローンを初めて利用する際は、「申し込み→審査→契約→借り入れ」という手順を踏むことが一般的です。カードローン会社での申込方法には、「Web」「電話」「郵送」「自動契約機」「店舗」など、さまざまな申込方法があります。
この中で「自動契約機」「店舗」を選択すると、入店するときに家族や知人などに見つかる可能性があるでしょう。
申し込み時点でのバレを防ぎたい場合、消費者金融の自動契約機や実店舗の利用を避けましょう。
バレるタイミング2:審査時の電話による在籍確認
多くのカードローン会社は、審査の際に在籍確認のため、申込者が書類に記載した勤務先に電話をかけます。もちろん、カードローン会社の担当者は、社名を伏せて個人名で電話をかけてくれます。そのため、在籍確認の電話だけで会社の人にカードローンの利用がバレる可能性は低いでしょう。
しかし、職場によっては、外部からの電話が周囲から不自然に思われるような環境も考えられます。一体何の目的で電話がかかってきたのか、疑われたり、質問されたりする恐れもあります。
同僚は深い意味なく「どこからの電話?」と質問しているだけかもしれません。「え?えっと、その、どこだろう」のように不自然な反応を示してしまうと、怪しさが増してしまいます。
バレるタイミング3:契約書類やカードの受け取り
一般的に、電話や郵送でカードローンを申し込むと、契約時に契約書類やカードが郵送されてきます。送付元は、カードローン会社とわからないように送られてきますが、同居する家族に開封されてしまう可能性はゼロとはいえません。
例え家族が開封しないとしても、見慣れない会社からの封筒の場合、社名で検索されてしまう可能性も高いです。
社名からの検索を避けるために、申込者の住所と名前のみ書かれた封筒で送れられてくる会社もあります。ただ、この場合、住所や名前に記載ミスがあった場合は、届かない可能性もあります。
多くのカードローン会社では、Webで申し込む際に「カードを発行するか」「カードレスか」を選択できます。しかし、カード発行を選んだ場合は、自動契約機や店舗でカードを受け取ることが必要です。
カードを受け取るために入店するところを家族などに見られる可能性がある点は、意識しておいたほうがよいでしょう。
バレるタイミング4:借り入れ時・返済時
カードローンの借り入れや返済の方法は、複数あります。しかし、店舗やカードローン会社のATMを利用する場合は、来店時に見つかる可能性があるでしょう。
また、コンビニATMや提携ATMを利用する際も、使用するカードを偶然見られてしまい、バレてしまう可能性もあります。
バレるタイミング5:財布の中を見られた
うっかりバレの可能性が高いのが、財布の中に入れておいたカードを見られてしまうことです。同僚と食事に出掛けて財布を開いたとき、家族に「5,000円貸して」と頼まれ「勝手にとっていいよ」と告げた際など、消費者金融のカードを見られてしまうと、「あれ?消費者金融から借金しているの?」と思われてしまう可能性大です。
友人や家族、配偶者は消費者金融を利用したことがないのだから、カードのデザインからバレることはないと思っている方もいらっしゃるかもしれません。でも、見たことがないからこそ「これ、何のカード?どこのお店のカード?」と無邪気に質問される可能性がある点を理解しておく必要があります。
カードローンの利用バレ防止!4つの方法
上記の「バレるタイミング」を踏まえたうえで、家族や会社にバレずにカードローンを利用する方法を解説します。
Web完結型の申し込みを選択
店舗や自動契約機には、カードローン会社の看板が掲げられています。カードローンの利用を外で人に見られるのを避けたいなら、Webか電話での申し込みが安全でしょう。家族に電話の内容を知られることが心配な場合は、パソコンやスマホを使ってWebから申し込むのがおすすめです。
ただし、家族と共有のパソコンを使用する場合は、履歴を残さないように注意してください。すべての履歴を削除してしまうと怪しまれるため、直近のみ削除することをおすすめします。
電話による在籍確認がない消費者金融を選ぶ
カードローン会社の中には、「電話による在籍確認を行っていない」「電話以外の確認方法を相談できる」というところもあります。利用するカードローン会社を比較検討する場合、あらかじめ契約の際の在籍確認についてチェックしましょう。
カードレスのサービスがある消費者金融を選ぶ
カードを発行してもらうと、店舗や無人契約機に足を運んだり、郵便で受け取ったりする必要があるため、家族に発見される可能性があります。そこで、おすすめするのがカードレスの利用です。
個人を対象とした小口融資を行う消費者金融は、カードを利用して借り入れすることから「カードローン」という名称で浸透しました。しかし、近年はカードを発行しない「カードレス利用」ができるカードローン会社が増えています。
カードレスの場合、パソコンやスマートフォン、スマホアプリなどを利用して24時間いつでも借り入れや返済が可能です。借り入れ・返済には、銀行口座や銀行・コンビニのATMを使うことができます。
借り入れ・返済時には、店舗ATMを利用しない
借り入れや返済を行う際、カードローン会社の店舗やATMを利用しないことが大切です。多くのカードローン会社では、銀行口座や銀行ATM、コンビニATMで借り入れや返済ができます。
例えば、コンビニATMを利用すれば、カードローンを利用した借り入れなのか、銀行口座からの出金なのか、パッと見ただけではわかりません。
コンビニATMを使うと、余分に手数料がかかるんじゃないの?家族バレ・職場バレは防ぎたいけど、金利以外にお金を払うのはイヤ。
もちろんです!消費者金融によっては特定の銀行ATMであれば、ATM利用手数料不要で使うことができますから、上手に使い分けてください。また、ATMを利用せずに「口座への振り込み」「口座引き落とし」などを使うのもひとつの方法です。
利用バレしにくい!おすすめカードローン3選!
カードローンの利用を家族や会社にバレないようにするには、どのカードローンを利用すればよいのでしょうか。ここでは、借入限度額や金利よりも「バレにくさ」を基準に、おすすめのカードローン会社を3社ご紹介します。
プロミス
プロミスは、株式会社三井住友フィナンシャルグループ傘下のSMBCコンシューマファイナンス株式会社が運営しています。メインサービスの「フリーキャッシング」のほか、女性専門の電話窓口がある「レディースキャッシング」や複数の借入先を一つにまとめる「おまとめローン」など多様なサービスがあります。
フリーキャッシングは、パソコン・スマートフォンでWebに接続するか、スマートフォンに専用アプリをダウンロードし、申し込み・審査を経て契約時に「カード不要」を選ぶと、すべてWebで完結できます。
家族バレ・職場バレ・友人バレを防ぎやすい、プロミスの3つのポイントをチェック!
- WEB完結&カードレスが選べる
- 三井住友銀行ATMならATM手数料無料
- 原則在籍確認なし
郵便物のやりとりがなければ、家族バレの可能性が低くなります。職場への電話での在籍確認についても、原則ありませんので、職場バレも防ぎやすいです。
また三井住友銀行ATMの利用であれば、知人に見られたとしても、銀行口座からの引き出しに見えるため、「消費者金融からの借入」と考える人は少ないでしょう。
アイフル
アイフルは、京都に本社を置くアイフル株式会社が運営しています。キャッシングローンのほか、他社の借り入れをまとめる「おまとめMAX」や事業資金を目的とする「無担保ローン 個人プラン/法人プラン」など、幅広い金融サービスを提供しているのが特徴です。
家族バレ・職場バレ・友人バレを防ぎやすい、アイフルの3つのポイントをチェック!
- カードレスが選択可能
- 原則電話による在籍確認なし
- 口座引き落としで返済可能
アイフルも、Webやスマホアプリを通じて申し込み・審査・契約ができ、カードレスを選択できます。スマホアプリを使うとセブン銀行とローソン銀行で借り入れができ、申し込みから融資まで最短25分で完了です。
アイフルは、原則審査の際に電話による勤務先への在籍確認電話を行っていません。また、口座引き落としでの返済が可能なため、ATMに足を運ぶ必要がない点もメリットといえます。もちろん通帳に記入される名前も、アイフルではありません。
レイク
レイクを運営しているのは、新生フィナンシャル株式会社で、新生銀行のグループ会社です。「働く女性のカードローン」と銘打ち、正社員だけでなく派遣社員やアルバイト・パートの人への融資を積極的に行っています。
家族バレ・職場バレ・友人バレを防ぎやすい、レイクの3つのポイントをチェック!
- 申し込み〜借入までスマホで完結
- インターネットバンキングでの返済なら手数料無料
- 電話での在籍確認の代わりに書類提出による代替の相談も可能
カードローン・キャッシングがバレたときの言い訳
急な出費があり、仕方なく借りた(でも計画的に返済中)
この言い訳のポイントは「急な出費」「仕方なく」です。冠婚葬祭が立て続けに行われたり、先輩や親友からの頼みで断れなかったりと、今月はどうしてもピンチといった状況になることは、十分あり得る話です。
ただ、問い詰められた相手にもよりますが、「急な出費」の理由は、あらかじめ考えておきましょう。しどろもどろになってしまうと、嘘だとバレやすくなります。
また、問題なく返済ができていることを伝えることもポイントです。
余計な心配をかけたくなくて黙っていた。ごめんと謝る。
「なぜ借りたのか?」という質問に対する答えではありませんが、恋人や友人、別居の親など、家計を共にしていない関係であれば伝えやすい言葉です。心情に訴える作戦ですが、伝える相手によっては「黙っていたこと」に対して、余計に怒りをかう可能性もある点に注意です。
ただ、この方法も配偶者にはあまり効果を発揮しません。一体いくらキャッシングしているのか、返済の目処はあるのか、問い詰められる可能性が高いです。
いざというときのためにカードを作っただけ
すぐにキャッシングする予定はないものの、カードの存在はバレてしまった!でも、実際の借入の有無についてはバレていないときにのみ使える言い訳です。
ただ「カードを作っただけ?借りてないの?」と質問されて「そうだよ」と答えた後に、キャッシングの明細書を出された…という怖い話もあります。
利用バレを防ぎつつキャッシングする方法まとめ
カードローンの利用バレを防ぐ最大のポイントは、Web完結の申し込みとカードレスです。電話による在籍確認については、職種にもよりますが「なければありがたいが、あっても会社にばれる可能性は低い」といった程度と考えておくと良いでしょう。
もちろん、バレる・バレないといったポイントに加え、金利の違いや借り入れから一定期間の金利が無料になるサービスなども考慮して、カードローン会社を選びましょう。
\大手消費者金融・カードローン会社で審査落ちした方は、親身になって相談に乗ってくれるフクホーも検討の価値あり!/
文・柚月朋子
フリーランスとしての経験やポイント投資からスタートした経験を活かし、年間200本以上の記事を執筆・監修。投資初心者にわかりやすい記事執筆が目標。