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還元率最大20% 横浜市に住んでいる人は注目! 買物をするとお金が戻る「レシ活VALUE」が再開します

2024年8月~10月にかけて実施され、大好評のうちに終了した横浜市の経済支援策「レシ活」が2024年1月1日午前10時から復活します。今回、再開されるのは食料品や生活用品などを購入すると最大20%が還元されるレシ活VALUE。対象となるのは横浜市民と横浜市内の店舗です。

レシ活VALUEとは?

スマートフォンアプリの「ONE」を利用した横浜市の施策で、市内のスーパーマーケット、ドラッグストア、コンビニ、各種専門店などで買物をすると、合計金額の最大で20%がキャッシュバックされるというサービスです。

横浜市では、以下のように説明しています。

「原材料価格・物価高騰に直面する市民や市内事業者を支援するため、スマートフォンアプリを活用して、飲食店・ガソリンを除く市内事業者が発行したレシートの利用金額に応じたポイント還元やキャッシュバックなどを行うキャンペーンを実施し、市民生活の支援と市内事業者の利用促進による横浜経済の振興を図ります。」

前回のレシ活バリューは2024年8月26日~11月30日の予定で実施。実際には予定より早く予算上限に達したため、10月25日16時に終了しました。

同時にスタートした飲食店を対象としたレシ活チャレンジは、横浜市民以外でも利用できるとあって予定より大幅に短い19日間(~9月13日16時)で終了。今回は本来の目的である市民生活の支援に重点を置き、レシ活バリューのみの再開となりました。前回のレシ活VALUEとの違いは、1回の還元上限が400円、期間中の累積上限額が1人あたり1万2,000円となった点と、前回は対象だったガソリン給油が対象外となっているところです。その他は基本的に変わっていません。

レシ活VALUEの内容

レシ活VALUEの事業内容は以下の通りとなっています(※横浜市ホームページより抜粋)。

■実施期間
令和5年1月1日(日曜日・祝日)10時00分から予算上限に達するまで

■対象店舗
横浜市内の店舗のうち、店名・住所又は市外局番045を含む電話番号・日付が印字されたレシートを発行している市内店舗(飲食店・ガソリン等の購入を除く)
※手書きの領収書不可

■参加対象者
横浜市内居住者
※初めて「レシ活VALUE」に参加される方は、初回利用時に、アプリ上にて本人確認書類(運転免許証、保険証、パスポート、マイナンバーカード、住民基本台帳カードのいずれか)の提出が必要です。
※過去の「レシ活VALUE」にご参加いただいた方も、今回の「レシ活VALUE」にご参加いただけます。(本人確認は不要です)

■対象となるレシート
令和5年1月1日(日曜日・祝日)0時00分からキャンペーン終了までに発行されたレシート
※キャンペーンが終了するとレシートの投稿ができなくなります。

■還元率
最大20%

■1日の還元上限
400円(利用金額としては2,000円)

■1日の投稿上限
1日1枚(同一日付のレシートは、投稿日が異なれば受付可能)

■期間中の累積上限額
1人あたり 12,000円(利用金額としては60,000円)

■対象外となるレシート
①横浜市内の事業者から購入したことが不明なレシート・領収書等(通販サイトやクレジットカード利用明細)
②店名・金額・日付・住所(もしくは市外局番045を含む電話番号)のいずれかが手書きの領収書
③出資の支払い、借入債務の支払いに係る支払証明書、振込証明書等(保険料等を含む)
④国や地方公共団体への支払いに係る、領収書、納付書、納税証明書等(公営ギャンブル、水道料金等を含む)
⑤保険診療の治療費、処方箋に基づく医療用薬品、介護保険サービス等を含むレシート・領収書
⑥有価証券、金券、商品券(ビール券、清酒券、おこめ券、図書券、店舗が独自に発行する商品券等)、切手、はがき、印紙、プリペイドカード、旅行券、乗車券等の換金性高いものの購入履歴を含むレシート・領収書
⑦飲食店(※)の利用履歴を含むレシート・領収書
⑧たばこの購入履歴を含むレシート・領収書
⑨ガソリン・軽油・灯油の購入履歴を含むレシート・領収書
⑩現金(外貨証券含む)との換金、金融機関へ預け入れに係る、取引証明書等
※市内飲食店とは、以下のア~イのいずれかを満たすものを言う。
ア 食品衛生法に基づく飲食店営業・喫茶店営業の許可を受けた飲食店(居酒屋含む)、喫茶店等
イ 神奈川県の「感染防止対策取組書(業種:飲食店等)」を掲示していること

レシ活VALUEの利用方法

利用方法は簡単です。

①スマートフォンアプリ「ONE」をインストール。

②アプリと本人確認書類(マイナンバーカート、運転免許証など)で本人確認(横浜市居住者であることを証明)。

※前回のレシ活VALUEに参加した人は本人確認がすでに済んでいるので新たな登録作業は不要です。

③横浜市内の店舗で買物をする。

④買物をした店舗の住所や045(横浜市の市外局番)から始まる電話番号が印刷されたレシートをスマホで撮影してアプリで投稿(送信)します。すると、後日、還元されたお金がアプリ内のウォレットに入金されます。

還元のタイミングは、約1週間を一区切りとし、投稿後、おおむね2週間となっています。

例:レシート投稿が1月1日(日)~1月8日(日)の場合、還元期間は1月16日(月)~1月23日(月)

入金されたお金はアプリ内のモールでの利用やギフト券などの購入に使える他、銀行口座への出金(※要手数料。前回のレシ活では1回の送金で280円)も可能です。

本人確認の事前登録は、2024年12月19日から開始される予定です。

また、スマートフォンの操作に不慣れな人には、①アプリのダウンロードや登録、②レシートの投稿などのサポートをしてくれる「レシ活サポート協力店」があります(横浜市の事業紹介ページにサポート協力店一覧があります)。

繰り返しになりますが、スタートは2024年1月1日午前10時。

前回の人気ぶりからもわかるように、早いうちに予算上限に達してしまう可能性があります。

上限の1万2,000円にどこまで近づけるか。横浜市民で、前回は参加しなかったという人も、ぜひこのお得いっぱいなサービスを活用してください。

詳しくはこちら。

文・中野渡淳一

文筆業者。著書に『怪しいガイドブック~トラベルライター世界あちこち沈没記』『漫画家誕生 169人の漫画道』。この他「仲野ワタリ」名義で『海の上の美容室』「猫の神さま」シリーズ等小説作品多数。『moneyscience』では生活者目線で最新トレンドの記事を中心に執筆。