通勤の苦痛からは解放されるものの、テレワークもそれなりにストレスがたまるもの。「公私の区別がつかない」「静かな場所がない」「人と話す機会がなくなった…」。こんな経験ありませんか。
この記事ではテレワークのときに、手軽にできるストレス軽減方法を6つピックアップしました。自分に合ったストレス解消法を取り入れて、テレワークを快適にしましょう。
今すぐできる!簡単テレワークストレス対処法
通勤時間がなくなる、自由な時間が増えるなど、本来いいことずくめのテレワーク。テレワークのストレスを減らしてくれる6つのポイントを紹介します。
1.生活のリズムを整える
いつ仕事をしても休んでもいい、となるとつい休憩時間が長くなったりダラダラ作業をしてしまったりすることがあります。アルコールとともに深夜まで作業を進めた結果、翌日寝不足になってしまうなんてこともあるでしょう。
テレワークでも、決まった時間に出社していたときと同様に、生活のリズムを整えて睡眠をしっかりとるように努めましょう。
ToDoリストを作って仕事が終わったらしっかり休む、タイムマネジメントを行いメリハリをつけて仕事をするなどスケジュールや工程管理を工夫することが重要です。
2.適度な運動を継続的に行う
テレワークは基本的には家の中での仕事が多いと思います。家から出ずに仕事をしている状態に比べると、通勤手段が電車でも車でも比較的体を多く動かしていることは明らかですね。同じ姿勢を長く続けているとストレスもたまりがちです。
テレワークをしている人は、ウォーキングやランニングを30分程度行うのがおすすめです。多少息がはずむペースが効果的です。もし外出が難しい場合には、踏み台昇降のように下半身を使う運動でも構いません。
3.作業空間を整える
リビングでテレワークをしていると、つい家族の対応に追われるなど仕事と生活の区切りがなくなってしまいます。また、ダイニングに長くいると、キッチンに近いためついつい間食しがちになってしまうことも。
机や椅子、作業する端末の状況、照明空調など仕事の効率に影響する要素はいくつもあります。ストレスの緩和を図るなら、パーテーションを作って机を置くなど、狭くても構わないのでテレワーク用の作業空間を作りましょう。
4.こまめにコミュニケーションをとる
テレワークでは、一人で仕事をしているような気分になり孤独を感じたり、仕事の進捗やアウトプット内容の確認など打合せがスムーズにいかなかったりする場合があります。チャットツールやビデオ通話などを適宜取り入れてチームメンバーとこまめにコミュニケーションをとりましょう。
5.栄養バランスを意識し、メリハリをつけた食事をとる
朝食の前に一仕事、昼はインスタント、夜はパソコンを横目に見ながら食事など、オンオフのメリハリがない生活をしている人もいるでしょう。不規則な状態で食事をとっていると、栄養バランスが偏り心身に不調をきたす原因にもなりやすいです。
特に家に自分以外誰もいないときのテレワークでは注意してください。バランスのとれた食事は健康維持にも欠かせません。
とはいうものの、常に自炊するのは時間も手間もかかるため、別の意味でストレスが溜まってしまうことになりかねません。健康を意識したスムージーやスープを上手に取り入れ、上手に“自宅ごはん”を楽しみましょう。
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6.適度な緊張感をもつ
オフィスで仕事をしているときと比べて、テレワークでは仕事の効率が悪くなりがちです。近くに上司や同僚など他人の目がないと、なんとなく怠けてしまいますね。
オフィスでは誰しもが多かれ少なかれ緊張感があります。これも程度問題なのですが、程よい緊張感はテレワークでもあった方がいいかもしれません。ゆったりしすぎているとかえって仕事の効率が落ちてしまい逆にストレスになってしまいます。
自宅では緊張感が切れてしまうという人は、コワーキングスペースを利用するのもおすすめです。
テレワークのストレスは、小さな工夫で改善可能
テレワークでは、仕事とプライベートのオンオフがあいまいになるため孤独を感じたり、労働時間が長くなってしまったりとストレスを感じやすい要素がいくつもあります。
今回ご紹介した解消法を参考に、快適なテレワーク環境の構築に努めましょう。
文・MONEYscience編集部