仕事のミスが多い、仕事でミスをした場合「たまたまだった」で済ませてしまう、そんな経験はありませんか?仕事でミスをしやすい人にはある特徴がみられます。この記事ではミスをしてしまう原因を7つピックアップして紹介します。
1.仕事の全体像が把握できていない
仕事の目的や関連するメンバー、日程などの把握が不十分だと仕事に抜け漏れが出やすくなります。「言われたことはやった」「誰かがやる」「困ったら他人に頼ろう」という意識だけではうまく組織が回りません。また頼まれた順に仕事をするのも好ましくありません。自分の仕事を進める前に優先順位を検討しましょう。
2.メモを取らない
「覚えられるから」とメモを取らないでいると、指示を誤認したり忘れたりしてミスにつながりやすくなってしまいます。メモは指示の共有確認にも使えます。自分ではわかっているつもりでも正しく理解できていないかもしれません。
また、汚い字や殴り書きで書かれたメモは、あっても用が果たせません。仕事のミスを防ぐには正しいメモのとり方を知っておくと役立ちます。
3.マイナス思考
「前失敗したからやりたくない」「怒られたくない」とミス自体を恐れすぎていると、気持ちが追い詰められて目の前の仕事に集中しきれなくなることがあります。
ミスはない方がいいものの完全になくすことはできないという気持ちをもちましょう。またミスをした原因をよく振り返り、同じミスを起こさないように努めることが大切です。
4.他人のせいにする
たとえ周囲に問題があったとしても、自分は無力ではありません。「ミスしたのは○○のせいだ」と起きた問題を他人や環境のせいにしていませんか?それでは、なかなか自分のミスが減らせません。
他人のミスに気づくだけではなく、自分にも多少の原因があるという姿勢をもち改善に努めましょう。
5.生活リズムや食生活が乱れている
夜遅くまで起きていたりお酒を飲みすぎたり、生活リズムや食生活が乱れていませんか?そうした乱れは仕事のミスにつながってしまいます。コンディションが悪いと、十分なパフォーマンスが発揮できません。
仕事に関わらず健康であることは生きていくうえで重要です。休みの日にはしっかり休み、楽しい時間を過ごすことも欠かせません。常に体調管理に配慮できるよう自己管理能力を高めることが大切です。
6.コミュニケーション不足
仕事は一人でやる場合もありますが、チーム全体での目標があるでしょう。すべての仕事を自分一人でやろうとすると、「もっとこうだったら嬉しい」という相手の要望がわからない可能性があります。
また、負荷が高まっているときは他人の手を借りるのも一案です。早いうちに改善を図れば忙しさでミスを連発する問題も防げるでしょう。
7.整理整頓ができていない
デスクの上やパソコンの内部のデータなど資料や情報が整理されていないと仕事に必要となる情報が見つけにくくなります。資料を探すことに時間を取られて作業時間が短くなり、雑な仕事をしてしまうかもしれません。そうなるとミスを引き起こす要因になります。
また、適切な情報を使わなければ質のよい仕事になりません。オフィスの机の上やキャビネット、パソコンのデスクトップ上などは整理整頓しておきましょう。
仕事でミスをする人の特徴をミス予防に活かそう
仕事でミスが起きるのには原因があります。ミスしやすい人の特徴をチェックして、自分はミスをしないように心がけましょう。質の良いアウトプットはミスの防止だけではなく、良い仕事につながっていきます。
文・MONEYscience編集部