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車を売るときは中古車買取専門店へ。下取りに出すよりお得って本当?

クルマを乗り換えたいときや廃車するとき、思ったより買い値がつかなかったり、廃車にかかる費用に頭を悩ますことはないでしょうか。そういった場面で頼りになるのは実績のある車買取専門店です。

中古車、廃車の買取は複数の業者に見積もりを

クルマを売りたいとき、みなさんはどうされているでしょうか?

新車への乗りかえだったら、ディーラーで下取りというのが一般的かもしれません。年式が新しい、走行距離が短い、人気車種であるといったクルマならば、下取り価格も満足のいく金額になるはずです。またキャンペーン中などであれば、サービスで下取り価格が上乗せされるといったこともあるでしょう。

しかし、それはあくまでも「程度のいいクルマ」の話。

もし手放したいクルマが、年式が古かったり、走行距離が10万キロを超えるようなものだったり、車検が切れていたり、修復歴があったり、故障して動かない状態であったらどうなるでしょう。下取り価格がつかないのはもちろん、廃車費用がかかったりします。

そこまでいくと、もはやそのクルマは厄介者同然。こうなると、せめて廃車にともなうお金を少しでも安く抑えたいところです。

そんなときにおすすめなのが車買取専門店です。

ここで言う車買取専門店とは、地域に特化して買取も行う中古車販売店などではなく、全国もしくはそれに準じた広範囲の地域に渡ってサービスを展開している買取業者を指します。

こうした買取専門店の多くは、ウェブや電話による無料査定を行っており、大半がどんなクルマでも0円以上での買取を保証しています。

ここでは買取専門店のなかでも人気のある7社を紹介します。

カーネクスト
相談・申し込み方法:ウェブ、電話、LINE
対応地域:全国(一部の離島は除く)
実店舗:なし


廃車王
相談・申し込み方法:ウェブ、電話、LINE
対応地域:全国(一部の離島は除く)
実店舗:あり(約150店)

ハイシャル
相談・申し込み方法:ウェブ、電話、LINE
対応地域:全国(一部の離島は除く)
実店舗:なし

廃車本舗
相談・申し込み方法:ウェブ、メール、電話、LINE
対応地域:全国(一部の山間部、離島は除く)
実店舗:なし

事故車買取のタウ
相談・申し込み方法:ウェブ、電話、LINE
対応地域:全国(一部の離島は除く)
実店舗:なし

廃車ドットコム
相談・申し込み方法:ウェブのみ
対応地域:全国(沖縄は除く)
実店舗:なし

日本廃車センター
相談・申し込み方法:ウェブ、電話、LINE
対応地域:全国(一部の山間部、離島は除く)
実店舗:あり(12店)

上記の7社は、いずれも査定、引き取り(出張買取)等のサービスが無料。対応時間帯やキャンセル料、相談や連絡の方法(電話が中心。業者によってメールのみ、店舗での対応などもあり)などはそれぞれ違いますが、概ね同様のサービスを提供しています。

特徴は、たとえ廃車になるようなクルマでも買取対象としている点。もちろん、新車同様のクルマでもディーラーの下取りや地域の買取店に負けない値段で買取を行っています。

ここで紹介した7社以外にも、同様の事業を展開している会社は複数存在します。

クルマを売るときのポイントは、各社のHPや口コミ情報などを見て比較検討すること。そのうえで2~3社に絞って無料査定を申し込んでみるといいでしょう。

買取の流れと注意点

前項で紹介した買取専門店のなかからカーネクストを例に、実際に買取専門業者でクルマを売るときの流れについて説明します。

①HPにアクセスして無料査定を申し込む
カーネクストのホームページにアクセスすると、トップページに無料査定の申し込みフォームが出てきます。記入するのは以下の8項目です。

  • メーカー/車種
  • 年式
  • 走行距離
  • 名前
  • 電話番号
  • 郵便番号
  • 都道府県
  • メールアドレス

②買取を依頼する(契約する)
カーネクストから査定額が届いたら、契約するかどうかを決めます。金額に不満がなければ契約成立となり、引き取りの日時やその際に必要な書類について説明を受けます(ここで注意したいのは、いったん契約が成約したら、キャンセルした場合は3万円の手数料が必要になるという点。「絶対にここで売る」と心が決まるまでは不用意に契約しないようにしましょう)。

③クルマの引き取り
契約完了後、だいたい1週間程度(最短で翌日)で、カーネクスト側から自宅や職場など希望の場所にクルマの引き取りに来てくれます。故障や車検切れで動かないクルマでもレッカー料無料で引き取ってくれます。廃車に関する諸々の手続きや、すでに払い込み済みの自動車税の還付手続きなどもカーネクスト側で無料で行ってくれます。

④買取金の入金
廃車の手続きが済んだら、カーネクストから買取金が指定した口座に振り込まれます。引き取りから入金まで、だいたい1~2週間かかります。入金が確認できたら、買取は完了です。

※自動車税の還付が発生した場合は、手続き完了の約2ヶ月後に最寄りの都道府県事務所から還付通知が届き、銀行または郵便局で現金化します(※軽自動車の場合は還付制度はなし)。

特徴は、スタッフ立会いの査定がないこと。また引き取りの際も忙しい場合などは立会いなしでの引き取りが可能です。またウェブで申し込むよりも直接話したい(口頭で説明したい)、その場で査定額が知りたいという人は電話で相談するといいでしょう。

カーネクスト
0120-997-746(通話無料、営業時間8:00~22:00、年中無休)

「どんなクルマでも買取可能」な理由とは

カーネクストでは「10年落ち、走行距離10万km大歓迎」を謳っています。普通、そのくらい走ったクルマというと国内での市場価値はほぼゼロになります。それがどうして買取の対象になるのでしょう。その秘密は同社独自の海外販売網にあります。

品質と信頼性の高い日本車は海外では大人気。たとえ10年落ちのクルマでも外国に行くと元気に走っている姿をよく目にします。

カーネクストではこうした日本の中古車を求める海外の市場に買い取ったクルマを輸出することで廃車の買取を可能としているのです。

故障しているクルマであっても使えるパーツは輸出の対象となるため、やはり買取の対象となります。状態が非常に悪ければ買取価格は数千円程度になることもありますが、それでも自分で廃車手続きをするよりはお金も手間もかかりません。たとえ査定価格が0円だったとしても、損をすることはありません。

走行距離10万キロ、10年落ちのクルマの買取価格は?

「どんなクルマでも買い取ってくれるというけど、本当かな?」

「0円以上とはいうものの、実際はいくらくらいになるのだろう?」

査定は無料とはいえ、いざクルマを売るとなると考え込んでしまう人もいることでしょう。

そういうとき、カーネクストなどの大手の買取専門業者ではHP上で廃車買取事例を公開していたりするので参考にしてみてください。

カーネクストの場合だと、買取事例をメーカー別、車種別に一覧表で公開。排気量、年式、走行距離、自走の可否などとともに買取金額が表示されています。

個々の買取価格はさまざまですが、走行距離10万キロ以上で年式が10年以上古い場合でも、軽自動車で1万数千円~5万円程度、普通乗用車でも~30万円程度の買取価格がついています。売りたいクルマが買取強化の対象車に該当した場合は、相場よりかなり高めの買取価格が期待できます。なかには100万〜200万円という驚くほどの高値で買い取ってくれるケースもあります。

最後に、買取専門業者(カーネクストの場合)のメリットをおさらいしてみます。

  • どんなクルマでも0円以上で買取可能(動かないクルマでもOK)
  • 全国どこでも対応
  • ウェブやメールで無料査定で買取価格がすぐわかる
  • 来店不要
  • レッカー代など引き取り費用が無料
  • 解体(必要な場合)費用無料
  • 廃車手続き代行無料
  • 自動車税の還付手続きも無料で代行
  • 買取金の入金まで平均1~2週間

不要になったクルマがあれば、まずは無料査定を申し込んでみましょう。