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【仮想通貨・ビットコインの口座開設】取引所での資産運用の始め方解説

仮想通貨・ビットコインの投資を始めるなら、まずは取引所での口座開設からスタートしましょう。必要書類や2024年4月時点での仮想通貨取引所の口座開設キャンペーンの中など、初心者の方にもわかりやすく口座開設について解説します!

口座開設に必要なもの

口座開設に必要なものは、基本的に次の3点です。

  • 本人確認書類
  • 本人名義の銀行口座
  • メールアドレス

本人確認書類に使用できるものは、仮想通貨取引所により多少異なります。いくつか、例を上げておきます。

コインチェックの本人確認書類

本人確認書類名注意事項
運転免許証表面と裏面両方
運転経歴証明書平成24年4月1日以降の交付であること
住民基本台帳カード表面と裏面両方
マイナンバーカード表面のみ ※マイナンバー通知カードは利用不可
パスポート(日本国籍の方)※2020年2月4日以降に申請したパスポートは「かんたん本人確認」利用不可
「在留カード」または「特別永住者証明書」 (外国籍の方) 

GMOコインの本人確認書類

下記からいずれか2点

  • 運転免許証(運転経歴証明書)
  • 個人番号カード(マイナンバーカード)
  • パスポート(日本国が発行する旅券)
  • 各種健康保険証(「記号」「番号」「保険者番号」のマスキング必須)
  • 住民基本台帳カード(顔写真あり)
  • 住民票の写し
  • 住民票記載事項証明書
  • 印鑑登録証明書
  • 在留カード
  • 特別永住者証明書

外国籍の方

本人確認書類2点のうち1点は

  • 在留カード
  • 特別永住者証明書

Bitbankの本人確認書類

【郵送での本人確認】

日本国籍の場合、下記書類から2点

本人確認書類名注意事項
運転免許証表面と裏面両方
運転経歴証明書交付年月日から5年以内
住民基本台帳カード 
マイナンバーカード表面のみ
パスポート顔写真が掲載されているページと所持人(住所記載)のページが必要 ※2020年2月4日以降に申請したパスポートは「所持人記入欄」がないため利用不可
各種健康保険証保険証の裏面に住所が記載されていること
国民年金手帳青色の国民年金手帳は、住所の記載がないため利用不可
印鑑登録証明書発行から6ヵ月以内のもの 複数ページある場合は全て提出
住民票の写し発行から6ヵ月以内のもの 複数ページある場合は全て提出
障害者手帳 

外国籍の場合、(1)と(2)から各1点

(1)

  • 在留カード
  • 特別永住者証明書

(2)

本人確認書類名注意事項
運転免許証表面と裏面両方
運転経歴証明書交付年月日から5年以内
住民基本台帳カード 
マイナンバーカード表面のみ
パスポート顔写真が掲載されているページと所持人(住所記載)のページが必要 ※2020年2月4日以降に申請したパスポートは「所持人記入欄」がないため利用不可
各種健康保険証保険証の裏面に住所が記載されていること
国民年金手帳 
印鑑登録証明書発行から6ヵ月以内のもの 複数ページある場合は全て提出
住民票の写し発行から6ヵ月以内のもの 複数ページある場合は全て提出
障害者手帳 

【スマホでの本人確認の場合】

  • 運転免許証
  • マイナンバーカード

口座開設の一連の流れ

口座開設は基本的にかんたんです。多くの仮想通貨取引所が3〜4ステップで開設完了します。

口座開設フォームから申込

本人確認書類を提出

口座開設審査(審査期間は、各仮想通貨取引所により異なる)

口座開設手続き完了のお知らせが届く

2024年4月口座開設キャンペーン一覧

それでは早速2024年4月時点での口座開設キャンペーンを紹介します。ぜひ、お得なキャンペーンを見つけてみてください!

DMM Bitcoin

初めてDMM Bitcoinに口座を開設するだけで、2,000円がもらえるキャンペーンです。条件は、口座開設のみ!取引の有無も関係ないため、「とりあえず、口座だけでも開設してみようかな」と考えている方にもおすすめです。

「スマホでスピード本人確認」を利用し、7時〜22時の間に申し込んだ場合、最短1時間で口座開設が可能です。

キャンペーン期間2024年4月1日7:00~2024年8月1日6:59
キャンペーン名新規口座開設で、全員にもれなく”即時”2,000円プレゼントキャンペーン
特典全員に2,000円をプレゼント
条件新規で口座を開設する

楽天ウォレット

楽天グループの「楽天ウォレット」では、常時キャンペーンが開催中です。楽天ポイントを仮想通貨に交換できるのは、楽天ユーザーにとっては嬉しいポイントです。

エントリーと新規口座開設に加え、期間内での取引が必須です。必ず忘れないようにしましょう。

キャンペーン期間2024年4月1日(金)〜2024年5月2日(月)9:59
取引実施期間2024年4月1日(金)〜2024年6月1日(水)6:54
キャンペーン名新規口座開設&お取引キャンペーン
特典楽天ポイント500ポイントをプレゼント
条件エントリー&新規口座開設&取引

BITPOINT 

さまざまなキャンペーンを実施しているBITPOINT。今回のキャンペーンは、BTC、ADA、DEPをそれぞれ1,000円分もらえるといったお得な内容となっています。

期間中に新規口座を開設するだけで、自動的に仮想通貨がもらえるため「投資を始めたいけど、どれから買えばいいか悩んでいる」といった方は、プレゼントの内容をもとに投資をスタートしてみましょう。

キャンペーン期間2024年3月31日(木)16時~2024年4月28日(木)16時
キャンペーン名新生活応援!3銘柄スターターセット口座開設キャンペーン
特典BTC(1,000円相当) ADA(1,000円相当) DEP(1,000円相当) 合計で3,000円相当をプレゼント 「1時間でわかる 再入門!これからのビットコイン 」オンライン版
条件キャンペーン期間中に新規口座開設完了

SBI FXトレード

ビットコイン、エックスアールピー、イーサリアムの3銘柄の仮想通貨を取り扱うSBI FXトレード。CFD取引(レバレッジ2倍)も可能です。口座開設に加え、5万通貨以上の取引が必須ですが、現金キャッシュバックは大きなポイントです。

キャンペーン期間2024年4月1日(金)~2024年4月30日(土)
取引実施期間2024年4月1日(金)AM6:00~2024年5月31日(火)AM5:30
キャンペーン名investNavi×SBI FXトレード タイアップキャンペーン
特典現金3,000円キャッシュバック
条件・【invest navi(https://fisco.jp/media/)】からキャンペーンページ経由にて新規口座開設
・「SBI FXトレード」にて5万通貨以上の取引  

仮想通貨取引所のキャンペーン注意点

せっかく口座を開設するならお得なキャンペーン期間中に行いたいものですよね。また、頻繁にキャンペーンを開催してくれる仮想通貨取引所は、よりありがたいもの。しかし、しっかり内容をチェックしておかないと、本当はもらえるはずのプレゼントがもらえないこともあります。ここでは、注意点をまとめました。

一番お得さがあるのは「新規口座開設」

取引所からすると、やはり新規口座を獲得したいもの。だからこそ、口座開設キャンペーンの対象は、ほぼ全てが新規開設者に限られます。一度解約して再度口座を開設したからといって、キャンペーン対象にはなりませんのでご注意ください。

特に「全員にプレゼント」といった内容のキャンペーンは、新規口座開設や初めてのお取引1回など、限定であることが多いです。

ただし、中には「bitFlyer」のように「アプリ限定ログインボーナスプログラム」といったものも存在します。

キャンペーン期間2020年7月1日(水)午前00時00分〜
キャンペーン名毎日最大 10 名様に 1,000 円が当たる!アプリ限定ログインボーナスプログラム
特典毎日抽選で最大 10 名に 1,000 円相当、 最大 3,000 名に 5 円相当のビットコインをプレゼント
条件・bitFlyer にて仮想通貨の取引経験がある個人 ・スマホアプリ「bitFlyer ウォレット」からログインする

ウェブサイトからのログインでは応募にならないため注意が必要です。もちろん抽選ですから必ず当たるとはいえませんが、日々チャートを確認する中で、もしプレゼントとして仮想通貨が増えていたら嬉しいですよね。

条件・キャンペーン期間は必ずチェック

口座開設キャンペーンの場合、提示されている期間内に口座開設が終わらなければ、キャンペーン対象外となってしまいます。提出書類に不備があったり、本人確認書類が足りていなかったりすると、スムーズに口座開設が進まず、期間が過ぎてしまうことも。

スマホを使って本人確認ができる仮想通貨取引所も増えていますので、できるだけかんたんに手早く終わらせてしまいましょう。

また条件を満たしていない場合は、もちろん特典を受け取ることができません。何月何日までに1回目の取引を終える、など期間が定められているものは特に注意が必要です。せっかくもらえる特典ですから、受け取り損ねないよう気をつけてくださいね。

仮想通貨取引所の正しい選び方

仮想通貨取引所の数は、国内外を含めるとかなりたくさんあるものの、まずは初心者の場合、国内の取引所から選ぶことをおすすめします。その上で、自分に合った取引所を選ぶポイントを絞ってみました。

自分が取引したい仮想通貨はある?

仮想通貨の種類は、草コインも含めると数千種類以上!ビットコインのような有名どころであれば、おおむね全ての仮想通貨取引所で取引が可能ですが、アルトコイン、さらに草コインの場合、かなり取り扱い場所が限られてきます。

口座開設自体は、複数で行なった方がリスクを避けることができます。ひとつは、多くの仮想通貨を取り扱っているコインチェックを選んでおくのも良いでしょう。

取引手数料は高すぎない?

仮想通貨の取引には、さまざまな手数料が発生します。一般的には販売所形式であれば、取引所形式よりも高い手数料が必要となるため、販売所形式しか購入できないところは取引に慣れてきたら撤退した方が、手数料の節約となります。

取引手数料の面からおすすめしたいのは「DMM Bitcoin」です。入金手数料・出金手数料・送金手数料・取引手数料(BTC)が無料と、嬉しいポイントが揃っています。

取扱い通貨数(販売所)現物:11銘柄 レバレッジ:15銘柄
レバレッジ取引2倍
販売所手数料無料 ※ BitMatch取引手数料を除く
取引所手数料無料
主な通貨の送金手数料無料
入金手数料無料
出金手数料無料

セキュリティは高い?

仮想通貨は、法定通貨のように現物があるわけではありません。インターネット上で全てをやり取りしていますから、ハッキングによる流出のリスクもあります。

2018年にはコインチェックから580億円の不正流出があり、2019年にはビットポイントから30億円が不正流出、2024年にはポリ・ネットワークから660億円が不正流出と、毎年のようにトラブルが起きています。

だからこそセキュリティ強化に力を入れているか、2段階認証は標準か、コールドウォレットで保管しているかなどをチェックしておきましょう。

仮想通貨アプリは使いやすい?

仮想通貨の投資に欠かせないスマホアプリですが、取引所によってアプリの内容はさまざまです。初心者向けのシンプルな機能を持つものや中級者にも満足度の高いものなど、内容は多岐にわたります。

どのスマホアプリが使いやすいか、画面が見やすいかなどは個人差もあるため、一概には言えませんが、自分でダウンロードして使ってみるのがいいでしょう。

下記記事では初心者向けの仮想通貨アプリについてより詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

仮想通貨なら複数口座開設がおすすめ

口座開設に必要な書類や開設方法、現在実施中のお得なキャンペーンを紹介しました。仮想通貨の口座は、基本的に複数開設することがおすすめです。

なぜなら、比べることで自分に合った取引所を見つけることができ、取引所ごとの長所を活かすことができるためです。また、あまり考えたくないことですが、通信障害などのトラブルに遭った場合も、別の取引所で対応できるケースがあるためです。

仮想通貨をこれから始めようと思っている方は、まずは口座開設からスタートしましょう!

文・柚月朋子

フリーランスとしての経験やポイント投資からスタートした経験を活かし、年間200本以上の記事を執筆・監修。投資初心者にわかりやすい記事執筆が目標。