資産運用

DMM ビットコインならスプレッドを気にせずにトレードできる!

仮想通貨(暗号資産)のトレードを行う際は、スプレッドに注意しましょう。FXに比べて仮想通貨トレードにおけるスプレッドは広い傾向のため、思惑通りに相場が動いていても利益があまり出なかったり損失が生じたりする可能性があります。

各業者によってスプレッドは異なります。また、相場の動き方によっても幅が狭くなったり広くなったりするため、常に変動していることに注意しましょう。

「スプレッドの幅を気にせずに売買したい」という人におすすめなのがDMM ビットコインです。DMM ビットコインでは、「BitMatch注文」という独自の注文方法が用意されており、活用することでスプレッドを気にせずにトレードを行えます。本記事では、DMM ビットコインのスプレッドやBitMatch注文について徹底解説します。

DMM ビットコインのスプレッド

スプレッドとは「売り(Bid)レート」「買い(Ask)レート」の価格差です。買いレートのほうが、売りレートよりも高く設定されているため、購入した直後に売却すると損失が発生します。スプレッドは、仮想通貨交換業者の利益です。なお、スプレッドの幅は固定されているものではなく、市場動向で変動します。

相場が激しく変動している状況では、スプレッドが広がることに注意しましょう。下表に、DMM ビットコインで取り扱っている通貨ペア(現物取引3種類およびレバレッジ取引12種類)のスプレッドをまとめました。なお、2024年8月24日の午前8時頃から9時頃にかけて調査した数値です。常に同じ幅にはならないので、最新の数値はDMM ビットコインの公式サイトでご確認ください。

通貨ペア売り(Bid)レート買い(Ask)レートスプレッド
現物取引BTC/JPY539万8,219円550万8,880円11万661円
ETH/JPY35万9,274円37万877円1万1,603円
XRP/JPY134.200円139.107円4.907円
レバレッジ取引BTC/JPY545万018円545万6,561円6,543円
ETH/JPY36万4,111円36万6,413円2,302円
XRP/JPY134.891円138.383円3.492円
OMG/JPY731.538円769.915円38.377円
BAT/JPY93.518円102.331円8.813円
QTUM/JPY1,451.565円1,588.924円137.359円
XLM/JPY40.485円42.776円2.291円
MONA/JPY174.850円193.796円18.946円
XEM/JPY21.886円24.930円3.044円
LTC/JPY2万367.9円2万675.8円307.9円
ETC/JPY7,110.1円7,861.4円751.3円
BCH/JPY7万3,673円7万4,979円1,306円

上記のうち、現物取引とレバレッジ取引の両方に対応している3種類の通貨ペア(BTC/JPY、ETH/JPY、XRP/JPY)のスプレッドを見ると、レバレッジ取引のほうが現物取引よりもスプレッドの幅が小さくなっていることが分かります。

1BTCの売買を行う場合、現物取引とレバレッジ取引とで、スプレッドの差は11万661円-6,543円=10万4,118円です。これだけのスプレッドの差の場合、同じタイミングで注文かつ約定すると、得られる利益に大きな差が生じる可能性があります。

お手元のウォレットとDMM ビットコインとの間で出し入れを行うことはできません。しかし、以下のように考えている人は、レバレッジ取引を選んだほうが良いでしょう。

  • パソコンやスマートフォンなどのウォレットに仮想通貨(暗号資産)を入れておくつもりはない
  • トレードでより多くの利益を出したい
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「BitMatch注文」を使えば、ミッド価格(仲値)で取引が成立

DMM ビットコインでは、顧客同士で板取引を行うことはできません。すべて販売所方式となるため、「DMM ビットコイン対顧客」といった取引になることは押さえておきましょう。ただし、DMM ビットコインでは、「BitMatch注文」と呼ばれる注文方法が提供されています。

BitMatch注文とは、販売所方式と取引所方式(板取引、オークション方式)のハイブリッドのこと。「顧客とDMM ビットコインの間の取引」ですが、DMM ビットコインが同時間帯の「売りたい顧客の注文」と「買いたい顧客の注文」をマッチングさせて約定させる仕組みです。

BitMatch注文では、BidとAskという2通りの価格ではなく、ミッド価格(仲値)で注文・約定するため、スプレッドを気にしないでトレードを行えます。実際に、DMM ビットコインでBitMatch注文を行う際の流れは、以下の通りです。

①取引画面で「BitMatch」を選択する(ONにする)

②「Bid」「Ask」「スプレッド」の表示がなくなり、「ミッド(仲値)価格」が表示される

③「売り」または「買い」を指定して「注文数量」を設定し、BitMatch注文を行う

④有効期限(30秒)以内にマッチングが成立すれば仲値で約定する

⑤有効期限が過ぎてもマッチングが成立しない場合、通常のスプレッドで成行約定する

必ず有効期限内にマッチングが成立するわけではありませんが、スプレッドを気にせずに売買できることがBitMatch注文の魅力です。

BitMatch注文を利用する際に注意すべき点

BitMatch注文では、仲値価格で約定するためスプレッドを気にする必要はありません。しかし、「BitMatch取引手数料」が発生することにご注意ください。下表に、DMM ビットコインで取り扱われている通貨ペア(現物取引3種類およびレバレッジ取引12種類)について、2024年8月時点におけるBitMatch取引手数料をまとめました。

通貨ペア取引単位取引単位あたりのBitMatch取引手数料
現物取引BTC/JPY0.0012円
ETH/JPY0.016円
XRP/JPY106円
レバレッジ取引BTC/JPY0.013円
ETH/JPY0.119円
XRP/JPY10012円
OMG/JPY1001,883円
BAT/JPY100103円
QTUM/JPY100989円
XLM/JPY1003円
MONA/JPY100354円
XEM/JPY1006円
LTC/JPY124円
ETC/JPY12円
BCH/JPY0.111円

例えば、BTC/JPYの現物取引で0.1BTCを購入する場合、買い注文の約定時に200円(2円×100)のBitMatch取引手数料が発生します。また、売り注文の約定時にも同じだけの手数料が発生する点も忘れてはいけません。このケースで往復した場合は、合計で400円の手数料がかかる点は押さえておきましょう。

通常の注文方法では、現物の1BTCを売買する際のスプレッドが11万661円なので、0.1BTCを売買する場合は約1万1,066円の幅となります。(2024年8月24日午前8時~9時頃に調査した数値)例えば、同じタイミングで往復10回のトレード(毎回、現物取引で0.1BTCの売買)を行った場合を比べてみましょう。

・BitMatch注文:合計4,000円(BitMatch取引手数料)

・通常注文のスプレッドの幅:合計11万661円

このように、BitMatch注文を活用するほうが、より多くの利益を出せることが明らかです。なお、BitMatch取引手数料は、注文が約定した際に預託証拠金残高の円貨から差し引かれます。手数料は、定期的に見直しが行われているので、トレードを行う前に公式サイトをご確認ください。

ちなみに、BitMatch注文では、有効期限内(発注から30秒)にマッチングが成立しなかった場合、成行で約定されます。その場合、BitMatch手数料は発生しません。成行で売買したくない場合、有効期限内(30秒以内)に注文を取り消すことが必要です。

また、いずれの通貨ペアについても、「取引単位の10倍の量が最小発注数量」とされている点にもご留意ください。

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DMM ビットコインのスプレッドのまとめ

スプレッドは、「売り(Bid)レート」と「買い(Ask)レート」の価格差のことで、業者の利益になります。DMM ビットコインのスプレッドは、現物取引よりもレバレッジ取引のほうが狭くなっているため、少しでも多くの利益を出したい人はレバレッジ取引を選択しましょう。

なお、DMM ビットコインではすべて販売所方式(DMM ビットコインと顧客との間で売買)です。そのため、顧客同士で板取引を行うことはできません。ただし、「BitMatch注文」というユニークな仕組みが用意されていることが大きな魅力です。

BitMatch注文であれば、仲値で売買が成立するため、スプレッドを気にすることなくトレードを行えます。値動きが激しい場面では、スプレッドが広がる傾向にあるため、BitMatch注文を利用するほうが良いでしょう。

ただし、BitMatch注文では、BitMatch手数料が発生する点も忘れてはいけません。また、30秒以内にマッチングできない場合は成行で約定される点も押さえてきたい注意点です。もし、成行で約定したくない場合は注文取消が必要になります。

スプレッドの幅に一喜一憂せずに取引を行いたい人は、DMM ビットコインの口座を開設してみてはいかがでしょうか。ちなみに、DMM ビットコインの口座を開設する場合、「スマホでスピード本人確認」が便利です。郵便物の受け取りが不要で、最短1時間以内に取引が開始できます。