赤ちゃん用のおしりふきを、通常のウエットティッシュやおそうじシートのように使う人が増えています。おしりふきを活用している人は、子育て世代だけではありません。おしりふきはどうして多くの人に支持されているのでしょうか。その理由と便利な使い道を解説します。
便利さを知ると手放せない人も多いおしりふき
育児経験のない人にはあまりなじみがないかもしれない、赤ちゃん用のおしりふき。ある漫画家がTwitterでその便利さに触れたところ、多くの人から共感のコメントが付きました。
「人類最大の発明」
「赤ちゃんいないのにいまだに食卓のど真ん中に鎮座」
「ネーミングとパッケージを変えるだけで爆発的な商品になるのでは」
など、さまざまな声が上がっていました。おしりふきの利用には、多くの人が支持するだけのメリットがあります。
こんな使い方もできる!おしりふきの使い道
赤ちゃんのおしりふきは、本来の用途以外にもさまざまな場面で便利に使えます。手や口を拭くためのウエットティッシュ代わりになるだけでなく、手垢がきれいに取れるのでカメラのレンズやスマホを拭くのにもおすすめです。
常に濡れているという性質を利用して、さまざまな場所の拭き掃除にも使えます。部屋の掃除で細いスキマや隅にたまった汚れを拭きとる際も便利です。
おしりふきを使うメリットは価格の安さや肌への安心感
子育て世代など、おしりふきを赤ちゃん以外の日常生活で使用する大きな理由のひとつは、一般的なウエットティッシュに比べて低価格な点です。
一般的なウエットティッシュと比較すると半値で買えるほど、おしりふきはリーズナブルな価格で購入できます。ドラッグストアやネット通販でまとめ買いをすれば、さらにお得な価格で購入可能です。
また、一般的なウエットティッシュで除菌機能がある商品は、肌への刺激も気になりさます。一方おしりふきは、赤ちゃんの肌に使えるように作られているため、肌の負担が少ないという点で安心です。手や口を拭くのも問題はなく、子供が成長してからも食卓でお手拭きとしておしりふきを使い続けている、という家庭も多く見られます。
おしりふきは便利!ただしTPOには注意
ご紹介してきたように、赤ちゃんのおしりふきはとても便利です。しかし、「おしりをふく」というネーミングから、外出先の飲食店でテーブルに置いて使うと、不快に思う人も。使い勝手の良いおしりふきですが、TPOを考えて、外出先では一般的なウエットティッシュを持っていくほうがよいでしょう。
名前の先入観にとらわれず使ってみよう
赤ちゃんのおしりふきは、その名前から特定の使い方しかできないもの、と思われがちです。しかし先入観にとらわれず日常生活で浸かってみると、その有用性に驚くかもしれません。手垢が気になる部分を拭いたり、手拭きなどに利用したりと、活用できるシーンは多くあります。
日頃からウエットティッシュを使っている人は、おしりふきで代用すると、消耗品の支出を抑えられるでしょう。ただし、外出先での飲食店など、TPOには注意して使いどころを間違えないようにしてくださいね。
文・藤森みすず
大手Slerにてシステムエンジニアを経験後、フリーランスのライターに。金融記事をはじめ旅行や時事ネタなど多くの記事を執筆。