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食事や買物でポイントが最大20%(6万円分)還元 横浜に行くなら「レシ活」を利用しよう!

横浜市内で飲食や買物をする機会のある人に朗報です。食事や買物の際に受け取るレシートをスマホで撮影して送信するだけで最大20%(6万円分)がポイント還元される「レシ活チャレンジ」「レシ活VALUE(バリュー)」がスタートしています。この週末、横浜に遊びに行こう、中華街で食事をしよう、という人はアプリをダウンロードしてから出かけましょう!

※「レシ活チャレンジ」は9月13日16時に、アプリ版の「レシ活VALUE(バリュー)」は10月25日16時に予算上限に達し終了いたしました。記事は参考としてお読みください。
※郵送申請の「レシ活VALUE(バリュー)」は継続して申請可能ですが、アプリ版で参加した人は利用できません。

レシ活は2種類。「レシ活チャレンジ」なら誰でも利用可能

レシ活は、レシート買取アプリ「ONE」を利用した横浜市独自のキャンペーンで、今回の実施期間は8月26日~11月30日となっています(※予算上限に達し次第終了の予定)。このうち飲食店が対象となっている「レシ活チャレンジ」は誰でも利用が可能。飲食店以外の食料品やガソリンを対象とした「レシ活VALUE(バリュー)」は横浜市民限定となっています。

使い方は簡単。まずはお手持ちのスマホにレシート買取アプリの「ONE」をインストール。利用者登録をして、レシートの画像を送信(その場で撮影、またはフォルダの中に入っている写真でもOK)すれば、後日、最大20%のポイントが還元されます。

還元されたポイントは、アプリ上で電子クーポンの購入代金にあてたり、手数料が必要となりますが個人口座への出金にあてたりすることができます(※詳しくは「ONE」内の「ウォレット」を確認)。

1日の投稿上限は、「レシ活チャレンジ」が1日あたり、店内飲食、テイクアウト、デリバリー合わせてレシート3枚まで。「レシ活VALUE(バリュー)」は〈食料品・その他〉、〈ガソリン〉がそれぞれ1日あたりレシート1枚となっています。

レシートは対象期間中に発行されたものであればOK。必ずしも今日もらったレシートは今日のうちに送らねばならない、というわけではありません。

支払い方法に制限はなし。現金、クレジットカード払い、各種キャッシュレス決済サービス、商品券での購入、かながわpayでの支払い、GotoEatでの支払い等、すべてOKです。

1回あたりの還元額には上限が設定されていて、〈食料品・その他〉は600円、〈ガソリン〉は1,000円、〈飲食店〉は「なし」となっています。ただしスーパーでの買物やガソリンの給油などでは上限に達してしまう場面もあるかもしれません(〈食料品・その他〉だと3,000円以上、〈ガソリン〉だと5,000円以上給油すると上限を超えてしまいます)。

期間中の累計還元上限額は、「レシ活チャレンジ」、「レシ活VALUE(バリュー)」ともに3万円。横浜市民なら最大6万円、それ以外の人でも最大3万円分のポイントが還元されることになります。

おさらいすると、こんな感じになります。

  • レシ活チャレンジ:誰でも(横浜市内居住者&横浜市外に住んでいる人)参加OK。対象は飲食店(店内飲食、テイクアウト、デリバリーのいずれも対象)。1日の投稿上限は店内飲食、テイクアウト、デリバリー合わせて3枚まで。1回あたりのポイント還元の上限額はなし。期間中の累計還元上限は3万円。
  • レシ活VALUE:横浜市内居住者(横浜市民)のみ参加可能。対象は飲食店以外の店舗。1日の投稿上限は〈食料品・その他〉と〈ガソリン〉でそれぞれ1枚ずつ。1回あたりのポイント還元の上限額は〈食料品・その他〉が600円、〈ガソリン〉が1,000円。期間中の累計還元上限は3万円。

レシ活の対象店舗とは?

レシ活キャンペーンの対象店舗の基準は以下の通りとなっています。

・レシ活VALUE:横浜市内の飲食店を除く店舗のうち、店名・住所(または市外局番045を含む電話番号)・日付が印字されたレシートを発行している店舗 ※手書きの領収書は不可

レシートを見て、店の名前や住所、もしくは横浜市の市外局番である045が含まれた電話番号、それに日付が入っていれば利用可能となります。

・レシ活チャレンジ:横浜市内の飲食店のうち、①神奈川県の「感染防止対策取組書(業態・飲食店等)」を提示し、②店名・住所(または市外局番045を含む電話番号)・日付が印字されたレシートを発行している店舗 ※手書きの領収書は不可

レシートは基本的に「レシ活VALUE」と一緒。忘れてはならないのは「感染防止対策取組書」。こちらはたいていの店に貼り出してあるはずなので確認しておきましょう。これがないと対象外となってしまいます。

他に、「レシ活VALUE」には「還元対象外・キャンセル対象」として以下の項目が設定されています。該当すると対象外となります。

①横浜市内の事業者から購入したことが不明なレシート・領収書等(通販サイトやクレジットッカード利用明細)
②店名・金額・日付・住所(もしくは市外局番045を含む電話番号)のいずれかが手書きの領収書
③出資の支払い、借入債務の支払いに係る支払証明書、振込証明書等(保険料等を含む)
④国や地方公共団体への支払いに係る、領収書、納付書、納税証明書等(公営ギャンブル、水道料金等を含む)
⑤健康診療の治療費、処方箋に基づく医療用薬品、介護保険サービス等を含むレシート・領収書
⑥有価証券、金券、商品券(ビール券、清酒券、おこめ券、図書券、店舗が独自に発行する商品券等)、切手、はがき、印紙、プリペイドカード、旅行券、乗車券等の換金性が高いものの購入履歴を含むレシート・領収書
⑦たばこの購入履歴を含むレシート・領収書
⑧現金(外貨証券含む)との換金、金融機関への預け入れに係る、取引証明書等

いろいろと条件が細かくありますが、日常的に使うスーパーやディスカウントストア、ドラッグストア、コンビニ等での食料品や日用品の買物、クルマのガソリン給油などで受け取るレシートであれば問題なく利用することができます。

レシートはどうやって送信するの?

レシ活の利用はとても簡単です。

まずはApp StoreやGoogle Playでスマートフォンアプリの「ONE」をインストールしましょう。

アプリを開くと案内が表示され、「電話番号」「性別」「生年月日」「郵便番号」などの情報を登録することになります。

「レシ活チャレンジ」はこれで情報登録終了。すぐに表示されている「レシ活CHALLENGE」のアイコンをタップして利用をスタートすることができます(アイコンは「店内飲食」「テイクアウト」「デリバリー」の3つに分かれています)。

「レシ活VALUE」は横浜市民であることを証明するために本人確認の登録が必要となります。ホーム画面上部の指定バナーをタップすると、本人確認のページに移ります。そこで運転免許証、健康保険証、パスポート、マイナンバーカードのいずれかひとつを撮影し、送信します。

送信後、通常は24時間以内に承認完了を示す「レシ活VALUE」のアイコンがアプリに表示されるようになります(登録希望者が殺到した場合などは一時的に24時間以上かかることもあります)。

レシートを送信するときは、「レシ活チャレンジ」「レシ活VALUE」ともに該当するアイコンをタップします。送信方法は2種類で、すでにレシートの写真が撮ってあって保存してある場合は「フォルダーから選択」をタップ、これから撮影する場合は「レシート撮影」をタップします。するとカメラが起動します。

撮影はなるべく明るい場所で、「店舗名」や「購入日時」「商品名」「合計金額」が写るように撮影します。

撮影が終わると送信。送信後は簡単なアンケート(1問程度)に回答します。あとはポイント還元を待つだけ。審査が済むと、送信からだいたい2週間後に還元ポイントが「¥」で表示されます。

なお、「レシ活VALUE」ではスマホを持っていない人でも参加できるように郵送申請も受け付けています。

またスマホの操作が苦手な人には、アプリのダウンロードや登録、レシートの投稿を手伝ってくれる「レシ活サポート協力店」が横浜市内の各地に用意されています。

かながわpayやGotoEatとの併用も可能で、お得感いっぱいの「横浜市レシ活VALUE、レシ活チャレンジ」。横浜市民はもちろん、期間中に仕事や行楽で横浜市内に出かける人はぜひ利用してください(あまりの人気で期間短縮の可能性もあるのでご注意を)。

詳しい情報はこちら(横浜市公式サイト)

文・中野渡淳一

文筆業者。著書に『怪しいガイドブック~トラベルライター世界あちこち沈没記』『漫画家誕生 169人の漫画道』。この他「仲野ワタリ」名義で『海の上の美容室』「猫の神さま」シリーズ等小説作品多数。『moneyscience』では生活者目線で最新トレンドの記事を中心に執筆。