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「プロミス」と「SMBCモビット」の違いは?徹底比較!自分に向いているのはどっち?

カードローンのプロミスとSMBCモビットの運営会社は、どちらもメガバンクの三井住友銀行を傘下に持つ金融グループ「SMBCグループ」です。同じグループに所属するカードローンのため、違いがわかりにくいといった声も少なくありません。

本記事では、プロミスとSMBCモビットのカードローンの特徴に加え、自分に向いているのはどちらなのか、わかりやすく徹底比較します。

プロミスとSMBCモビット、違いは金利と無料期間

プロミスとSMBCモビットには、借入限度額や金利、展開するキャッシングプラン、受付窓口などに違いがあります。両ブランドの違いを、比較表にまとめました。

 プロミスSMBCモビット
借入限度額500万円800万円
金利4.5~17.8% (新規契約の場合)3.0~18.0%
最短審査時間25分30分
即日融資可能可能
無利息期間30日間なし
キャッシングプラン・フリーキャッシング(一般的なカードローン)
・レディースキャッシング
・おまとめローン
・自営者カードローン
・目的ローン
一般的なカードローンのみ
申込(審査)方法・インターネット(スマホ・PC)
・電話
・郵送
・店舗
・インターネット(スマホ・PC)
・電話
・三井住友銀行内ローン契約機
・郵送
契約(カード発行)方法・インターネット ※カードレス選択可能
・郵送
・店舗
・プロミス自動契約機
・三井住友銀行内ローン契約機
・インターネット ※カードレス選択可能
・三井住友銀行内ローン契約機
・郵送
借入方法・口座振込
・プロミスATM
・提携金融機関ATM
・口座振込
・提携金融機関ATM
電話による在籍確認原則なし(審査の結果必要となるケースあり)原則なし
返済方法  ・インターネット
・店舗
・プロミスATM
・提携ATM
・銀行振込
・コンビニのマルチメディア端末
・口座振替
・インターネット
・提携ATM
・銀行振込
・口座振替
その他の特徴・初めての借入時(出金時)から30日間利息0円
・女性のためのローン(レディースキャッシング)
・プロミスポイントサービス
・申込、借入、返済がアプリでできる
・Tポイントサービス
・書類提出、借入、増額がアプリでできる※申込手続きは不可
・ホームページかローン契約機で手続きを行い、書類提出をアプリで行う
運営会社SMBCコンシューマファイナンス株式会社株式会社SMBCモビット

借入限度額は、プロミスよりもSMBCモビットが高く設定されています。ただし、すべての契約者が上限金額まで借り入れできるわけではありません。なぜなら、借入金額は契約者の年収や借入状況などの属性によって個別に審査されるからです。

また、消費者金融のカードローンの場合、総量規制の対象となるため、年収の3分の1までしか借りることができません。例えば、年収が300万円の人であれば100万円が上限です。

金利について見ると、最低金利はSMBCモビットが低く、最高金利はプロミスが低くなっています。どちらのブランドも金利に幅があることが特徴です。契約者の借り入れ条件に応じて、適用される金利が決まります。

プロミスは以前は最短30分をうたっていましたが、今では最短25分に!5分の差をどう考えるかは人によりますが、プロミスはよりスピーディーに審査を進めてくれる=急いでいる人にとってはありがたいと言えそうです。

プロミスの利用がおすすめ!5つのポイント!

プロミスでのキャッシングがおすすめなのは、以下のいずれかの条件に当てはまる人です。

  • はじめてキャッシングをする人
  • 短期間で返済できる見通しがある人
  • キャッシングに不安がある女性
  • キャッシングを利用したい自営業者・個人事業主
  • 複数の消費者金融等から借入があり、ひとつにまとめたい人

その理由について、順番に説明していきます!

キャッシングを利用するのが初めて&短期間で返済できる

プロミスは、次の2点の条件を満たせば、初めての借入時から30日間利息が0円になります。

  1. 契約時にメールアドレスを登録
  2. 書面の受け取り方法で「プロミスのホームページで書面(Web明細)を確認」を選択

プロミスのポイントは、初回“利用日”の翌日から30日間無利息になる点です。契約時から30日間無利息というケースが一般的な中、嬉しいですね。

※31日目以降、初回返済日までは通常の利息がかかります。

プロミスでのキャッシングが初めてで、30日以内に返済できる目処がある方にとっては、プロミスは、とてもおすすめです。

キャッシングに対し不安を感じている女性

プロミスには、女性に配慮された「レディースキャッシング」のカードローンサービスがあります。

キャッシングの内容は、通常のフリーキャッシングと同様ですが、「女性オペレータが対応してくれる専用ダイヤルがある」「主婦や学生でも申し込みできる」といった点が特長です。

もちろん、プロミスのレディースキャッシングを利用した際も30日無利息サービスを受けることができます。ご安心ください。

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キャッシングを利用したい自営者・個人事業主

通常のフリーキャッシングは、公務員や会社員・契約社員など組織で働いている人が対象です。自営業者やフリーランスは申し込みNGといったケースも少なくありません。

プロミスも自営者やフリーランス、個人事業主の借り入れはNGなの?

いいえ、プロミスには、自営者・個人事業主対象のローン「自営者ローン」があるため、自営業者でも申し込むことができます。

ただし、融資額や金利はフリーローンとは異なります。最低金利はフリーローンと比較すると高いものの、20歳以上65歳以下の自営者にとっては、事業資金・プライベート資金、どちらにも使える点は、いざというときのために覚えておいて損はないでしょう。

 フリーローン自営者カードローン
融資額〜500万円〜300万円
金利(実質年率)4.5~17.8%6.3%~17.8%

自営者ローンの場合、申し込み方法は次の2種類に限られています。

  • 自動契約機
  • 電話(プロミスコール)

複数の貸金業者から借り入れている人

プロミスには、現在、複数の消費者金融やクレジットカードサービスのキャッシングの返済を行なっており、「返済日がバラバラで苦しい」「返済額を少しでも減らしたい」という方向けの「おまとめローン」があります。

 フリーローンおまとめローン
融資額〜500万円〜300万円
金利(実質年率)4.5~17.8%6.3%~17.8%

おまとめローンの融資額や実質金利も、フリーローンとは異なります。申し込み方法も、電話または自動契約機に限られています。

借入金は借入先業者に振り込まれます。毎月の返済額や金利負担を軽減できることは、かなり大きなメリットと言えるでしょう。

ただし、銀行系カードローンやクレジットカードのショッピングに関しては、おまとめローンを利用できません。この点はご注意ください。

\株式会社デイニープランニングのおまとめローンも要チェック/

SMBCモビットの利用がおすすめなのはこんな人!

SMBCモビットがおすすめなのは、以下のいずれかの条件に当てはまる人です。

  • 会社員・公務員などの職につき安定した収入がある人
  • 数百万単位の高額な借り入れを検討中の人
  • Tポイントを貯めている人
  • 家族バレ・友人バレ・職場バレを避けたい人

その理由について、順番に説明していきます!

安定した職業に就いている&特定の銀行口座を持っている

基本的に、SMBCモビットは、会社員や公務員をはじめとする“安定した収入がある人”を利用者として想定しています

アルバイトやパートだとSMBCモビットの「WEB完結」の申し込みができないってホント?カードは発行したくないんだけど…

WEB完結が利用できるのは、三井住友・三菱東京UFJ・ゆうちょ・みずほのいずれかの銀行に口座があり、社会保険証や組合保険証を持っている人(会社員や公務員など)です。

アルバイトやパートであっても、社会保険に加入している方は融資を受けられる可能性があります。

ネット上で手続きが完結する「WEB完結」なら、入会完了メールが到着すれば、すぐに口座にお金が振り込まれます。条件に当てはまる人は、SMBCモビットが便利です。

数百万単位の借り入れを希望する人

借入限度額はプロミス500万円に対し、SMBCモビット800万円です。契約金額は人により異なりますが、高額な借り入れを希望する人にとってはSMBCは心強い存在と言えるでしょう。

ただし、「総量規制」が適用されたことで、現在消費者金融からの借入の金額は、年収3分の1までと決められています。自身の年収の3分の1を超える額の借入はできません。最大借入額800万円を借りるためには、2,400万円以上の年収が必要です。

嘘をついたり年収を誤魔化したりするのは、絶対にNGです!信用を失い、本来借りられたはずの金額でさえも借りられなくなる可能性があります。

Tポイントを貯めている人

SMBCがおすすめなのはTカードを持っている人・Tポイントを貯めている人

SMBCモビットでは、返済額のうちの利息分200円ごとにTポイントが1ポイント貯まります。(※延滞中の返済はポイントが付きません)。契約後に手続きをすれば、すでに持っているTカードやアプリにポイントを貯めることもできます。

貯めたポイントは通常のTポイント同様に全国の提携先で使えるほか、会員専用サービスサイトから「1ポイント=1円相当」として返済に充てることも可能です。ポイ活の一環として、SMBCモビットを選ぶのもひとつの方法と言えます。

Tカードを持っている人は、SMBCモビットを利用するとさらにポイント活用の幅が広がるでしょう。

家族バレ・友人バレ・職場バレを避けたい人

SMBCモビットの場合、三井住友銀行ATMからの返済は、ATM利用手数料無料です。消費者金融の店舗に入ったり専用ATMを利用したりするのは、家族バレ・友人バレ・職場バレにつながる可能性大!

三井住友銀行ATMの利用シーンを見られたとしても、銀行口座への入金・出金としか思われない点は注目です。また、スマホATM取引を選ぶことでモビットカードを発行せずに、セブン銀行ATMまたはローソン銀行ATMで返済することもできます。

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プロミスとSMBCモビットの違いのよくある質問

Q.プロミスはどこの銀行系?

A.プロミスは三井住友銀行系の消費者金融です。運営会社は、SMBCコンシューマファイナンス株式会社です。

Q.SMBCとSMBCモビットの違いは何ですか?

A.「SMBC=三井住友銀行が提供しているカードローン」「SMBCモビット=株式会社SMBCモビットの消費者金融系カードローン」です。

Q.プロミスは在籍確認ありますか?

A.プロミスは基本的に電話での在籍確認を行なっていません。源泉徴収票や保険証など、電話以外の方法で在籍確認が行われます。ただ、審査結果によっては電話での在籍確認を求められる可能性もあります。

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文・柚月朋子

フリーランスとしての経験やポイント投資からスタートした経験を活かし、年間200本以上の記事を執筆・監修。投資初心者にわかりやすい記事執筆が目標。